今まではEGLLーEGLCルートとか福岡ー熊本空港ルートとか空港間を決めてその移動ばかりしていましたが、自分勝手に方位を決めて、フリーに飛んでみるということも始めてみました。
基本的にこういう飛び方は好きではないんですけどね、、(フリーな飛び方は好きじゃない。目的がわからない、楽しくもない。仕事をやってる感が欲しいw)でも、あまりに型にはまった飛び方ってのも技量を狭める気がして、こういうこともたまにはやることにしました。
(もっと自由な飛び方は、次回に)
行きたい方位角を決める
紫色のブロックを動かす
EHSI の方位角を示す円の中に、紫色の四角が2つのブロックがあります
これを左右に動かすことで、これから行きたい方位角へ機首を回すことができます。
座席横のこのノブを回してみます。
マウスを近づけると回転を示す矢印が出てきますが、それの小さい矢印の方です。
これを左右に回転させてみると、
(↑回転させるキーボードショートカット名はコレです)
左に回すと、紫ブロックが左に移動し、
右に回すと、紫ブロックが右に移動します。
これで、行きたい方位角にセットします。
今の機種方位にブロックを戻す
今の機種方位に、つまり円の真上の位置に紫ブロックを戻す方法は、
(↑紫ブロックを真上に戻す、キーボードショートカット名です)
ノブの上にマウスを乗せると、手のマークになります。その状態でクリック。
つまり、ボタンを押したという意味合いになります。
これで、紫ブロックは一気に正面に戻ります。
ポイント
EHSI(画面)と操作ボタンが離れているので、目視でボタンを回すより、キーボードのショートカットキーを使った方が楽です。
ダイヤルを回す方がリアルなんですけどね、、、リアルみたいに覗き込んで指で回すってことができないので、これをマウス操作でやると結構イライラします。
キーボードショートカット名を記載したので、お好みのキーでショートカットを作ってください。
決めた方位角へ、自動操縦で旋回する
自動操縦を実行する
上で決めた方位角に機首を向けるのを実行するには、次のボタンを押します。
(↑キーボードショートカット名はコレです)
方位を決める時は、HSIモードにする
ところで EHSIの表示切替の方法 にて、「この全周囲見えるHSIモードで見ないと、現在の進路から見て後方の方位が表示されずわからなくなります」と書きましたが、それを実践してみます。
まず
HSIモードでやってみる
紫ブロックの方位角0度から、120度にセットしてみます。
紫ブロックが、右下の12の所に来ました。 なんの問題もないですね。
ARCモードでやってみる
同じく、方位角0度から120度に移動させると・・・
紫ブロックが見えなくなりました。
もちろん無くなってしまったわけではなく、45度以上の角度が画面上に表示されてないだけです。これでは 今の紫ブロックが120度にあるのか150度まで移動してしまったかわかりません。
MAPモードも同様です。
それゆえ、「HSIモードに切り替えてから、作業開始してください」となったのです。
[…] (追記:方位 角を設定し、自動操縦で旋回する(C90)にて、事例を上げました) […]